アクセス解析
レンタル掲示板
林道ひまなし |ドライブ

  ~ ひまがあったらやまなしへ ~

美ヶ原スカイライン・美ヶ原高原

今度は美ヶ原スカイラインで美ヶ原高原へ。只今編集中。

美ヶ原高原美術館まで

美ヶ原高原美術館まで行って来た。只今編集中。

激ガレの川上牧丘林道~ベニバナイチヤクソウ群落

気になっている花があった。すっくと伸びた茎の先、天に向かって延びた先、まあるい蕾をいくつもつけて…ほころびた縁は紅色を帯びて非常に美しい。名を「ベニバナイチヤクソウ」という。
出会いは芦川村の日本すずらん群生地。青空の下の白樺林、一面緑のすずらん畑、見上げる白い花の中…たった一本紅色の玉をつけた気高き佇まい。
もっと咲いていないかと探したけれど、近くに3、4本ほどしかみつけられなかった。もっと見たかった。
たま~にスーパーで買うちょっと高いお寿司の中、ひとつしか入っていないイクラの軍艦巻き。キュウリの緑に映える鮮やかなオレンジ色。もっと食べたいと思う。
ベニバナイチヤクソウも、それくらいに手の届き難い高嶺の花だった。(←なんて安っぽいたとえ方だ…)
長野県にたくさん咲いているところがあるという。長野へ行くにはまず山梨を攻略しないと!というわけで川上牧丘林道へやってきた。(←他にもルートあるだろ!)


2017_0622_000010.jpg

琴川ダム辺りはどんよりとした曇り空。管理事務所の回りでは梅雨らしく、ツバメがたくさん飛び交っていた。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

2017_0622_000050.jpg

この林道へは紅葉の時期に来ることが多いので、うっそうと葉の茂る緑濃い様子は新鮮。いつものカーブや見慣れた大木に気付かなかったり、逆に新しい発見もあったりする。サラサドウダンの大木。木いっぱいに鈴なりに咲いているのは見事だった。小さな葉が、秋になると真っ赤に紅葉する。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

地面にへばりつくようにいっぱい咲いていた白い花。他の山でも見たことがあるような。


2017_0622_000085.jpg

さて、あっという間に大弛峠に着いた。柳平ゲートから14km。久しぶりの長野側への下りだ。冬季閉鎖解除後まだほんの1ヶ月。しかも、今年は埼玉の中津川林道の通行止めが続いていて、訪問者が少ないと思われ…♪=荒らされていない。踏み荒らされていないということは、ダートの場合、踏み慣らされていないということ。激しい路面展開に期待感ワクワクである。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

このあたりは路駐地帯なので広々としたただのフラットダート。


2017_0622_000110.jpg

徐々に荒れてくる。倒木がずり落ちてきそうな法面、軋むブロック、鉄骨が飛び出した路肩、崩れたコンクリート、ひび割れた土管、もう管理しようというのが土台無理な気がしてくる。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

瓦礫の山をブルドーザーで路肩に寄せただけのように見えるが、左手上方を見れば納得。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

そして最初のヘアピンコーナーで、この日たった1台だけすれ違った多摩ナンバーの“きれいな”パジェロの運転手さんの顔がこわばりまくっていた。(笑!そういう30も結構ビビっていたことは内緒)
えー確かにのっけからすんげーゲロいガレが続いてて、このあたりまで下りてきてようやく停まれた。


2017_0622_000150.jpg

ホイール落ちてるし。(笑)


2017_0622_000170.jpg

ひと息つきなと言っているような右手のこの広場。下から上がって来たときも、ここには無条件で入って休んでしまう。というか、ここまで来たら上まであと少しとわかっているので安心しちゃう場所。でも、この長い坂はガレが厳しい分異様に長~く感じる。
まあ、尖った石は踏まなければいいし、深いクレバスは跨げばいいし、舗装されていない天然の道だからといって別に怖いことは何もない。タイヤが2個っきゃないバイクだって普通に走れるんだから。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

そんなことを思いながらも下り行くと、さしもの川上牧丘林道も剥きまくっていた牙を納めてくる。花崗岩ででき上がった美しい山砂が、その姿を現してくる。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

何と贅沢な!無垢な花崗岩を踏みしめる、きらめくこの足元!通行の利便のため砕石を撒かれてしまっているのが惜しい。
山といえば土の塊で、土といえば茶色と思うのが当然だろう。しかし、水晶の国、山梨の山は水晶のように美しいのだ。山砂が花崗岩の砕けたものなのだ。
粘土質で赤い関東ローム層や、相模・駿河の真っ黒い砂浜を見慣れていると、この山砂のさらさらとした粒と白さが砂金のように尊く美しく思えてならない。
白い白い…とはいっても、実際には濃いオフホワイト。生成りのキャンバス生地のよう。湿り気を帯びると、まんま薄いベージュになる。この山砂の凄さは水辺でさらに際立つ。南アルプスの天然水や、お米の農林48号で有名な北杜市の河川は、川が、水道水よりも清げである。その流れが、陳腐な例えではあるがバスクリンのように澄んだエメラルドグリーンなのだ。積丹ブルーやユーシンブルーに勝るとも劣らない。(見たことないけど(~_~;) )


2017_0622_000220.jpg

2017_0622_000230.jpg

2017_0622_000240.jpg

何度もここを通っている。この場所の美しさを知っている。だからいつもここで写真を撮る。
「リスペクト」
とは、これでいいのだろうか、と考える。
山梨県:川上牧丘林道の、このきれいな山砂の風景を大切にしたいとずっと思っている。だから、広めたほうがいいのか、逆に誰にも話さずにおいたほうがいいのか…。



(マウスオンで…違いがわかる?!)

でも「落石注意」ヶ所では長居しない方がいい。停めて写真を撮ろうと構えたら、
「パラパラパラ…」
と、上の方から小さい石が崩れてきた。ヤバい!と飛び乗り、即行で先へ進んだ。その少し先で、落石にやられたらしいカーブミラーに遭遇…。
以前、他の林道で、見上げたほぼ垂直な斜面から人の頭ほどの岩がどどどーん!!と、落下する場面に遭遇したことがある。
そばにいた地元の人たちは慣れっこのようだったが、観光客のワタシタチとしては、ちょっと衿を正さなくてはイカンかなと考えさせられるような光景だった。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

未舗装地帯の終わりは小さな橋。しかし、山砂に濾過された清流の川辺は自然の荒々しさをそのままに晒していた。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

渡りきると、春蝉の声が辺り一面に満ち満ちた緑の林になる。そして緑の中に沸き立つように、鮮やかな朱の花が!何と、レンゲツツジ!?甘利山であまり咲いていなかった花が、ここでは溢れ返るように生き生きと咲き乱れている。ヤマツツジか?とも思ったが、フラメンコの衣装のようにひらひらと波打つ大ぶりの花びらは、多分レンゲツツジだろう。


(マウスオンで写真がチェンジ!)


(マウスオンで写真がチェンジ!)

2017_0622_000390.jpg

2017_0622_000400.jpg

2017_0622_000430.jpg

視界360度、どこまでも続く白樺とカラマツの林を足元から見上げていく。人も車も気配はない。いや、春蝉の声に掻き消されてしまっている。よく見ると小さな虫たちがあちこちで蠢いている。黙ってここにずっといたら、この自然の圧力に押し潰されてしまいそうだ。そう、だんだん怖くなってくるのだ。



(マウスオンで写真がチェンジ!)

では、ベニバナイチヤクソウのお花畑は?



(マウスオンで写真がチェンジ!)

「群落地ここにあり!」と大いに吹聴するものであって…いいはずがない。


2017_0622_000540.jpg

だから、


2017_0622_000550.jpg

黙っておく。


2017_0622_000570.jpg

2017_0622_000580.jpg

2017_0622_000590.jpg

2017_0622_000600.jpg
虫たちだけが、共有する、楽園。
  • 200字詰:9月20日 (09/20)
  • 2017年7月6日「美ヶ原高原美術館まで」、レポUP。 (08/25)
  • 円満退職とは…??? (08/15)
  • 2017年7月3日「佐野峠界隈の林道・身延・うつぶな公園のあじさい」、レポUP。 (08/15)
  • 美ヶ原スカイライン・美ヶ原高原 (07/10)
  • 美ヶ原高原美術館まで (07/06)
  • 200字詰:7月1日 (07/01)
  • 変換シリーズ260 (06/30)
  • 200字詰:6月25日 (06/25)
  • 激ガレの川上牧丘林道~ベニバナイチヤクソウ群落 (06/22)
  • 「高原の鰯水」BBS&連絡窓口

    syakadou.jpg

    Copyright © 30 All Rights Reserved.

    FC2カウンター